今月のイベント情報

2019年 8月〜9月 のイベント情報   〈 熱海イベントカレンダーはこちらから >>>

4月18日~10月15日 伊東市の今と昔の写真展 さんしん 熱海ストリートギャラリー
8月31日〜9月24日
(定休:木/祝日は開館)
奇想の又兵衛 山中常盤物語絵巻 MOA美術館
9月1日~9月25日
(定休:木)
渡辺有葵展 無重力的平面 さんしん ギャラリー 善
(三島市)
9月5日㈭~9月10日㈫ 秋  装い展 熱海藍花ギャラリー
9月12日㈭~9月17日㈫ 中野とし子ニット展 熱海藍花ギャラリー
9月7日~10月27日
(定休:木/祝日は開館)
光ミュージアム所蔵 
美を競う 肉筆浮世絵の世界
佐野美術館(三島市)
10月1日~10月25日
(定休:木)
山本美知子展 Slow Slaughters さんしん ギャラリー 善
(三島市)
9月27日〜10月28日
(定休:木/祝日は開館)
リニューアル3周年記念 名品展
第2部 桃山・江戸の華とわび
MOA美術館
10月〜11月(期間は後日発表) 熱海芸術祭 熱海のアート団体の祭典
10月4日(金)〜10月8日(火) ムーンライトショー 2019 熱海 サンデッキ・ムーンライトテラス
10月18日(金)〜10月20日(日) 熱海梅園アート・クラフトフェスティバル 熱海 梅園
10月25日(金)〜11月30日(土) ATANA ART EXPO 2019 開催 起雲閣を中心に12個所
11月1日〜12月8日
(定休:木/祝日は開館)
リニューアル3周年記念 名品展
「仁清 金と銀」
MOA美術館
11月22日(金)〜11月24日(日) 第2回 熱海怪獣映画祭 国際観光専門学校 熱海校
起雲閣
熱海 芸妓見番歌舞練場
11月23日(土)14:00〜 千住真理子  ヴァイオリンコンサート MOA美術館

澤田政廣 記念 美術館 9:00~16:30 (入館は16:00迄) 毎週月曜日休館 (祝日は開館)
池田満寿夫 佐藤陽子 創作の家 9:00~16:30 (入館は16:00迄) 毎週火曜日休館 (祝日は開館)
池田満寿夫 記念館 9:00~16:30 (入館は16:00迄) 毎週土・日・月曜・祝日のみ開館
MOA美術館 9:30~16:30 (入館は16:00) 毎週木曜日休館 (祝日は開館)
熱海のガラス工房studio iiro 10:00~18:00 休業日:不定休
鍛金ギャラリー 10:30〜16:30 休業日:火・水曜
熱海起雲閣 9:00~17:00(入館は16:30迄) 毎週水曜日休館 (祝日は開館)
戸田幸四郎絵本美術館 10:00~16:30 (入館は16:00迄) 休業日:火・水曜(祝日は開館)
重要文化財 旧日向別邸
ブルーノ・タウト「熱海の家」 
2019年1月1日〜2022年3月31日まで休館 現在休館

8月1日(木)〜4日(日)17:00〜21:00 あたみビール祭り 親水公園
8月1日(木)〜9月1日(日)10:00〜16:00 サンビーチウォーターパーク 熱海サンビーチ
8月1日(木)〜9月1日(日) 海水浴場開設 各海水浴場
8月4日(日)12:00〜 初島・熱海間団体競泳大会 初島〜熱海サンビーチ
8月5日(月)20:20〜20:50 夏季熱海海上花火大会 熱海湾
8月8日(木)20:20〜20:50 夏季熱海海上花火大会 熱海湾
8月11日(日)7:00〜10:00 日曜朝市 熱海 渚小公園
8月12日(月)20:20〜20:40 伊豆多賀海上花火大会 南熱海 長浜海浜公園
8月12日(月)17:00〜21:00 伊豆多賀ビールフェスタ 南熱海 長浜海浜公園
8月14日(水)〜15日(木)19:00〜21:00 網代温泉ふるさと祭り 南熱海 大縄公園
8月16日(金)〜17日(土)17:00〜20:30 納涼芸妓まつり 熱海芸妓見番歌舞練場
8月16日(金)17:00〜21:00 伊豆多賀ビールフェスタ 南熱海 長浜海浜公園
8月16日(金)19:30〜 伊豆多賀百八体流灯祭 南熱海 多賀湾
8月16日(金)20:20〜20:50 網代温泉海上花火大会 南熱海 網代湾
8月18日(日)20:20〜20:50 夏季熱海海上花火大会 熱海湾
8月21日(水)10:30〜15:20 能楽教室-体験・講座と鑑賞 MOA美術館-能楽堂
8月23日(金)20:20〜20:50 夏季熱海海上花火大会 熱海湾
8月24日(土)10:30〜15:20 能楽教室-体験・講座と鑑賞 MOA美術館-能楽堂
8月25日(日)7:00〜10:00 日曜朝市 熱海 渚小公園
8月25日(日)〜27日(火)18:00〜21:30 伊豆山温泉さざえ祭り 伊豆山海岸
8月25日(日)20:45〜21:00 伊豆山温泉納涼海上花火大会 伊豆山海岸
8月30日(金)20:20〜20:50 夏季熱海海上花火大会 熱海湾
9月7日(土)〜8日(日)13:30〜20:00 アタミ アロハフェスティバル2019 熱海 渚親水公園
9月8日(日)7:00〜10:00 日曜朝市 熱海 渚小公園
9月13日(金)13:00〜20:00 第68回源実朝を偲ぶ
仲秋の名月 伊豆山歌会
起雲閣
伊豆山神社
9月14日(土)〜16日(日)9:00〜15:00 ながはま特設市 南熱海 長浜海浜公園
9月16日(月)20:20〜20:45 秋季熱海海上花火大会 熱海湾
9月21日(土)〜23日(月)9:00〜15:00 ながはま特設市 南熱海 長浜海浜公園
9月22日(日)7:00〜10:00 日曜朝市 熱海 渚小公園
9月22日(日)7:00〜10:00 海辺のあたみマルシェ 熱海銀座商店街
9月28日(土)〜29日(日)10:00〜15:00 南熱海お宿グルメフェスタ 南熱海 長浜海浜公園
9月29日(日)9:00〜16:00 魚祭り 熱海 魚市場

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掲載ご希望の熱海のアート及びイベント主催の方はご連絡ください。
問い合わせはこちらから >>>

熱海城さくらまつり

染井吉野(3月末〜4月初旬)
場所:熱海城・伊豆多賀駅これからが見頃です。

伊豆多賀駅前の写真です。

熱海は日本一早咲きのサクラと日本一遅咲きのサクラが観られます。

12月から、ヒマラヤ桜 ・ 熱海桜 ・ 河津桜 ・ 大寒桜 ・ 大島桜 ・ 染井吉野 ・ 枝垂桜 ・ 八重桜と12月〜4月まで次々と「サクラ」を楽しませてくれます。

ヒマラヤザクラ(11月中旬〜12月中旬)
場所:熱海高校前

ピンクがかった小手鞠のようなサクラ・・・
11月末〜1月初旬に咲きます。
日本一遅咲きのサクラ!

ネパールから送られたサクラでひっそりと南熱海の熱海高校前で咲いているがとても不思議な感じがします。

「山桜」「大島桜」そして、この「ヒマラヤザクラ」が全てのさくらの原種とされています。
さくら切る馬鹿!うめ切らぬ馬鹿!と言われますが、さくらの手入れは以外と大変で、人の手を借りないとなかなか上手く育ってくれません。甘えん坊な樹なんですね(苦笑)

そして、この後1月に「あたみ桜」が見頃を迎えます。
こちらは日本で一番早咲きのさくら! 梅と一緒に見られるのが醍醐味。

こんな道案内とヒマラヤザクラの説明が!

 

あたみ桜(1月〜2月)
場所:糸川桜まつり・熱海梅園・サンレモ公園&デッキ・さくらの名所散策路

熱海桜はこんな桜! 少し色が濃くて、長く楽しめる桜です。

メジロが大忙しです。

川の脇にはこんな生き物たちが・・・

そして、色々なイベントが用意されていて・・・

色々な方が熱海の詩を読まれています。

春ですね〜ぇ。色々なところで芽吹いています。

梅まつり & あたみ桜まつりはこんな感じ!

熱海桜20170118-09

大寒桜と大島桜(3月)
場所:親水公園・ほか

 

 

熱海 日曜朝市

毎月第2・第4 日曜日の朝 7:00〜10:00 熱海市街「渚小公園」にて(荒天の場合は中止です)

地元の新鮮な野菜と特産品などがお手頃な価格で販売されています。
柑橘類・野菜・干物・園芸品・切花・製菓・パン など、(季節によって、品揃えが変わります。)

一番のお客さんはご近所の方。犬の散歩をしながら・・・
店先でお天気会話をしていたり、顔見知りのお店の方に話しかけたり。
本当、アットホームな雰囲気が最高です。

現在の「日曜朝市」の元となる「日曜市」は昭和49年(熱函道路を開通)から始まり、平成18年から「日曜朝市」に名称を変え、出店数も徐々に増えて20店舗ほどで賑わっています。出店者の方は朝6時ころからぽつぽつと店を出します。終わりの10時近くになると品数がすくなくなりますので、お越しの際はおはやめに!

◆場 所/熱海・渚小公園
◆住 所/静岡県熱海市渚町24
◆開催日/毎月第2・第4日曜日開催 ※大雨の場合中止
◆開催時間/午前7時~午後9時半頃
◆問い合わせ先/日曜朝市出店会(熱海市観光建設部 観光経済課 農林水産室)
◆電 話/0557−86−6215

起雲閣(Kiunkaku)

大正8年(1919年)に海運王と称された内田信也氏の母のために建てられた別荘がこの「起雲閣」。熱海の三大別荘と讃美された名邸です。足の悪い母を思い当時としては珍しい段差の少ないバリアフリーの建築になっています。

その後大正14年(1925年)に鉄道王と呼ばれた根津嘉一郎氏が増築し西洋風なサンルームやローマ風浴室、玉姫、玉溪、金剛など純和風・西洋風・中国風などの様式が混在する建物となりました。窓ガラスは「大正ガラス」食堂の床は寄木細工、サンルームの美しいステンドグラスやタイルは訪れた者達に感動すら与えます。


そして、1947年(昭和22年)には旅館として改築し生まれ変わり、熱海を代表する宿として数多くの宿泊客が訪れています。山本有三、志賀直哉、谷崎潤一郎、太宰治、舟橋聖一、武田泰淳など、日本を代表する文豪たちに愛され1999年(平成11年)まで営業をしていました。





現在では、熱海市の文化財として一般公開されています。
市街地とは思えない緑豊かな日本庭園。純日本家屋の美しさをとどめる本館と様々な様式を融合させた離れの洋館。優美な気品を醸し出すこれらの施設は、歴史的・文化的な遺産として地元の女性たちよるNPOの活動によりささえられています。

また、展示室には常駐するガイドさんが建物の歴史や様式の説明を聞くことができます。大正ロマンを感じならがあれこれと詳しく伺ってみてはいかがでしょうか。

 

 

茶人でもある根津氏自らが指揮をした中庭庭園は「池泉回遊式庭園(チセンカイユウシキテイエン)」とよばれ、散策することがでします。庭園の中央には「根津の大石」と呼ばれる20トンの巨石が配いされており、20人近い庭師が2ヶ月近くをかけて運んだとされています。一見そんな巨石に見えない石なのですが、3分の2は土の中に埋まっているそうです。


これが「根津の大石」

ここ起雲閣を訪れると、ゆっくりと流れる時間の中で100年あまりの時をタイムスリプするかような錯覚に陥ります。贅を尽くした名邸をご堪能ください。

 

その他

起雲閣には、音楽サロンや展示室・体験教室などもあります。その時度により楽しんでいただける催し物・イベントがありますので、ぜひ、お楽しみください。

また、起雲閣内に常設された喫茶室「やすらぎ」があります。コーヒーやお抹茶、和菓子やクッキーなど庭園を眺めながらゆっくりと時間を過ごすことができます。

詳しい催し物・イベントの情報はこちらから>>>
起雲閣の見所はこちらから>>>

住所 〒413-0022 静岡県熱海市昭和町4-2
電話番号 0557-86-3101  (起雲閣)
営業時間 9:00~17:00(入館は16:30迄)
定休 毎週水曜日(祝日の場合は開館)・年末
料金 大人510円(団体の場合410円)・中高生300円(団体の場合200円)・小学生無料
駐車場 37台 駐車料金:無料 ※大型バスは不可
アクセス JR熱海駅より相の原方面行きまたは起雲閣循環バスにて約10分→起雲閣前下車

湯〜遊〜バス(1日乗り放題)

この「湯〜遊〜バス」は1日18便あり、大人700円で1日乗り放題。各観光名所を回ります。

時刻表


※ 1月2日・1月3日は土日・祝日ダイヤで運行いたします。
※ ベビーカーは折りたたむようお願いします。また、大きなお荷物の持込みはご遠慮ください。
※ 道路の混雑時やご利用のお客様が多い時は、予定とおりバスが運行できないことがあります。
※ 満員の場合は、ご乗車をお断りする場合があります。
※ 車内での飲食はご遠慮ください。
※ 平日の13便と土日・祝日の2便・5便・8便・11便・15便・18便には、ボランティアガイドは乗車しません。

そして、観光名所のお得な割引があります。

旧日向別邸ブルーノ・タウト 「熱海の家」 熱海遊覧船サンレモ  マリンスパあたみ  初島アイランドリゾート  熱海城  トリックアート迷宮館  熱海秘宝館  アタミロープウェイ  アカオハーブ & ローズガーデン  起雲閣  芸妓見番「華の舞」 MOA美術館  池田満寿夫 佐藤陽子「創作の家」 伊豆山郷土資料館

(祝日の場合その翌日)
年末年始要問合せ
フリーきっぷ発券当日のみ有効
★ 熱海城・トリックアート迷宮館のセット券は両館の入場ができる共通券です。
※ 掲載の割引料金は通常料金から割引される金額です。(熱海秘宝館除く)
※ 各施設の割引は入館料お支払い時にフリーきっぷをご提示ください。
※ 2016年3月現在の内容を掲載しております。営業時間・定休日・料金等の変更の可能性がありますのでお確かめの上、ご利用下さい。

詳しくはこちらのホームページをごらんください>>>

日の出を楽しむ

日の出30分くらい前から空の色が劇的に変わります。
毎日変わる朝日の様子をぜひ!お楽しみください。感度すること請け合いです。

日の出前30分ほどから1時間、この時間帯の空の移り変わりは本当にドラマチックです。
朝少し早起きをして、熱海のrising sunをお楽しみください。

水面に朝日が輝いて

 時間を忘れてゆったりと

日の出の時間(静岡県)

1月1日 6:50 ごろ
2月1日 6:45 ごろ
3月1日 6:15 ごろ
4月1日 5:30 ごろ
5月1日 4:55 ごろ
6月1日 4:30 ごろ
7月1日 4:35 ごろ
8月1日 4:55 ごろ
9月1日 5:20 ごろ
10月1日 5:41 ごろ
11月1日 6:05 ごろ
12月1日 6:35 ごろ

ぜひ、お楽しみください。

日本有数の「橙(だいだい)」の名産地

知る人ぞ知る。熱海は橙の名産地。

「橙」・・・橙色などと、言葉は知ってはいるものの以外と知られていないのが「だいだい」、
熱海は橙の生産では日本のトップに数えられます。

インド、ヒマラヤが原産のダイダイ(橙、学名:Citrus aurantium)は、ミカン科ミカン属の常緑樹、
そして、その果実は柑橘類に属し別名、ビターオレンジとも言われています。

柑橘類のほとんどの果実が数ヶ月ほどで実を落としてしまうのですが、この橙は放っておいても2〜3年は実を落としません。春頃緑色になり、初夏に白い花を咲かせ、秋口からまたダイダイ色に変わります。この様な特徴から「だいだい(代々)」と呼ばれるようになったとされています。そして、このことから縁起物として代々使われるようになり、お正月には欠かせないモノとなっています。

また、その他にも「ポン酢」や「マーマレード」、レモンの変わりなどに食材にかけて・・・
地元では、化粧品や食材としても新たなレシピも考案されています。

11月頃のまだ青みの残った橙を絞りポン酢作りをします。

ポン酢の作り方は家庭により様々ですが、橙と醤油、みりんなど、1:1:1などと混ぜて使います。出汁醤油を使ったり、めんつゆを使ったり、好みで甘さ、酸味を加減して・・・手に入るようでしたらぜひ。


橙ポン酢でブリのしゃぶしゃぶなっていけますよ。伊豆では冬に金目鯛のしゃぶしゃぶもよく食されます。お鍋にもいいですよね。

そして・・・ そのままいろいろな食材にかけていただいてもよし。

レモン、ゆず、カボス、スダチなどに比べると少しさっぱりとしています。
ですが、爽やかな香りと酸味、そして、なにより絞り汁がたくさんです。
最近人気のラーメン店でも使われるようになってきてはいますが、まだまだ知名度がありません。
食材としてもあまり売られていませんので、ぜひ!熱海にお越しの際はお試しあれ。

そして、珍しいところでは・・・
橙酢を酢飯にしていただきます。さっぱりとした酢にほのかな香りが加わって・・・

1月〜3月にかけてはこんな色に・・・

もちろん作るのは「橙マーマーレード」、熱海のそここで売られています。

こちらは多賀の倉田さんのマーマーレード、甘み控えめで果肉の残った爽やかな一品。ぜひ!

倉田さんは橙農家さんとしても有名で、「熱海 日曜朝市」でもお会い、購入することができます。

最後に・・・珍しい使い方! 「グロッグ」ダークラム酒をお湯で割て柑橘類を入れたホットカクテル。

ダークラムの甘い香りと味わい深いラムの味に爽やかな橙の香りと刺激が加わってとても飲みやすいカクテルです。

お湯・・・150ml(度数は好みで!)
ダークラム・・・45ml
ビターオレンジ(橙)・・・15ml
角砂糖・・・1個(お好みで)
お好みでシナモンスティックやクローブを風味をつける(なくてもOK)

耐熱グラスに材料を入れ、熱湯で満たし軽くステアするだけ、好みでシナモンスティックやクローブを加える。

どんなカクテルかというと・・・
大航海時代のイギリス船で飲まれていたカクテルで、海軍の総司令官「Old Grog」からきた名前で「グロッグ」。はじめはお湯で割っていただけなのが、後に柑橘類で割る様になる。酔っぱらって「グロッキー!」状態になる。 って、いう言葉の語源でもあるそです。

「ソカロ」とは?

「ソカロ」とはスペイン語で「街の中央広場」という意味です。 「熱海のソカロ」は熱海在住のアーティストを中心に熱海の魅力を紹介するホームページです。 街の楽しい中央広場となりますよう情報発信をしていきます。

Blogへはこちらから>>>

山田幸永(画家)Yukinaga Yamada


山田氏は多賀(南熱海)で育ち、仕事をしながら油絵を描いてきた。日展や示現会などの全国的な団体展に出品し、何度も賞を得ている。網代の干物や、港を舞うかもめなど、身近な風景を題材に、見たままを描くのではなく、自分の心象風景として表現してきた。
小学生のとき、ポスターを筆ではなく手で水彩絵の具を塗ったことを当時の先生に褒められたことをきっかけに写生をはじめ、絵が大好きになったという。「子供の絵は褒めないとダメ。大人が下手だと決めつけたり、見える通りの色で描いていないことを指摘したら、子供は描かなくなってしまう」
しかし、高校時代は野球部で活躍し、絵の道へは進まなかった。本格的に絵を書き出したのは、24歳のころ。東京の先生の教室に通い、技術を身につけた。描き始めて数年後には展覧会に入選するほどの実力を身につけ、以来、生業としての電気工事の傍、52年間油彩画を描き続けている。仕事を引退した今は、絵に集中できる幸せな日々を送っているという。ここのところ展覧会への出品はお休み中だが、そろそろ抽象画のような新しいテーマに挑戦したいとのこと。若い頃のビカソが写実画を描いていたように、自分も油彩という画材は変えず、表現や世界観を絶えず変化させて行きたいと山田氏はいう。
「多賀・網代(南熱海)は、周りに自分の世界感を持っているプロの芸術家が多くいるので心強い」と仰る山田氏、これからも生活の一部として描き続けたいと語る。

絵になる絵本たち展

2018年 6月28日・29日 熱海国際映画祭の協力イベントとして、起雲閣にて展示会を開催いたします。

絵になる絵本たち展
開催日:6月28日〜29日(起雲閣 ー 鴬の間)

人はいつまでが子どもで、いつから大人になるのでしょう?
その明確な境界線がないように、絵本にも年齢制限はありません。
魅力的な装画や挿絵に彩られた絵本は、
世代を超え、時代を超え、国境を超えて、目にするものの感性を揺さぶり、
まるで一つのアート作品のような存在感を放ちます。
本展でご紹介するのは、そうした「絵になる絵本」の数々です。
畳に座して、ゆっくりとご鑑賞ください。

会場のご案内:熱海 起雲閣

住所 〒413-0022 静岡県熱海市昭和町4-2
電話番号 0557-86-3101  (起雲閣)
営業時間 9:00~17:00(入館は16:30迄)
定休 毎週水曜日(祝日の場合は開館)・年末
料金 大人510円(団体の場合410円)・中高生300円(団体の場合200円)・小学生無料
駐車場 37台 駐車料金:無料 ※大型バスは不可
アクセス JR熱海駅より相の原方面行きまたは起雲閣循環バスにて約10分→起雲閣前下車


Information
Name The Kiunkaku in Atami
Location 413-0022, Atami-shi Showa-cho 4-2
Contact 0557-86-3101
Price Adults 510 yen
High and middle school students 300 yen
Opening hours 9.00-17.00 00
Access From Atami Station take the local bus bound for ‘Kiunkaku’. Get off at ‘Kiunkaku mae’
Homepage http://www.city.atami.shizuoka.jp/page.php?p_id=900

 熱海国際映画祭公式ホームページはこちらから>>>

岩澤文子(和装)Fumiko Iwasawa


 和服を着ることがめっきり少なくなってしまった昨今だが、日本人は、着物の柄や帯結びに季節や装いの場への意味をも籠める独特の文化を育てて来た。岩澤さんは、忘れられつつあるその「装いの意味」と「女性としてのたしなみ」を教える教室を開いている。
新潟県十日町市に生まれ。10代で家族で熱海へ引っ越し、以来、終の棲家として現在まで下多賀を拠点に装道礼法きもの学院の公認教室の講師として和装や日本の伝統的礼儀作法を教え全国を飛び回って来た。
和装や礼法の道に入ったきっかけは、若い頃市役所勤めをしていた際に、元来の好奇心から様々な文化講座を企画したこと。もともと着物が好きだったこともあり、本格的に学び始めた。
礼法とは、立ち方、座り方などの礼儀作法のこと。観光地である熱海の人々に、振る舞いも含めた和のおもてなしの心を育てる手助けをしたいというのが願いだ。
今回展示する作品は、誰の人生に大きな意味を持つ装いの場。「冠」(成人式)の儀をテーマにオリジナルの20歳の帯の形を提案する。着物の品格を重んじ、晴れやかな装いを演出する。

2011年 第51回伊豆毎日三大市市民賞受賞
2012年 熱海市の要請で、ポルトガル・カスカイス市で着物ショーを開催


岩澤文子きもの・礼法教室
熱海市下多賀1484-57
TEL/FAX 0557-68-1033
携帯:090-2264-9471

David Atamanchuk(陶芸家)ディビット・アタマンチャック


 黒と白の自然なコントラスの美しさ、自然釉に任せ、木炭とともに焼いて現れた景色の優しさ・・・ アタマンチャックさんの作品は、冗談交じりのひょうひょうとした語り口とは正反対に、床の間に置かれるにふさわしい東洋陶芸の伝統を踏襲した美しい表情をしている。カナダ出身の彼の手から生まれる形がどうしてこうも日本的なのだろうか。
バンクーバーの美術大学で、イギリスを代表する陶芸家で日本とも関わりの深い、バーナード・リーチを師に持つ先生に陶芸を教わった。カナダにおける陶芸は、芸術品ではなく、生活用品として教えられる傾向が強かったので、日本の「芸術や哲学と生活様式の融合としての芸術」と言う考え方に惹かれたという。
そして、運命の出会い。東洋陶磁史の権威である、三上次男氏のカナダでの公演を機に、日本で陶芸を学ぶことを決意した。青山学院大学に留学、一流のコレクションを誇る出光美術館で働きながら、日本、中国、朝鮮の陶芸史を吸収していったという。東京藝術大学では、初めての外国人研究生として、藤本能道教授、田村耕一教授(両氏とも人間国宝)のもと、作陶や絵付けの技術を学んだ。アトリエに並ぶ作品には李朝のかたち、桃山のかたち、と、正統な学びを背景にした、嫌みのない美しさと遊び心が感じられる。
網代へ移住したのは、芸術家の池田満寿夫と仕事をしたことがきっかけだった。池田満寿夫は晩年陶の作品を多く制作しているが、よき友として多くの時間を共にした。1986年に移住し、「楓釜」を開いた
チャレンジ!が信条のアタマンチャックさん、今回の挑戦は、大量の薪を何日も燃やし続ける、穴窯での作品作り。地元の人の支援を受けて、友人の陶芸家、佐藤さんと築釜した。ふたりの頭文字をとった「TD釜」は、ちょうど取材した今日が運命の窯出しの日。アタマンチャックさんは「うまくできるかな?」といたずらぽく笑った。

静岡県文化奨励賞受賞

MOA美術館

「MOA美術館」展示もさることながら・・・
美術館内の居心地がとてもいい。

相模湾を望む雄大な景色。初島を目の前にのぞみ、梅、桜、松、竹、つつじなどに囲まれて・・・

廣瀬 坦(画家)Hiroshi Hirose

無駄を削ぎ落とし、論理的に最小限の色彩、最小限の形状を追求するミニマリズム(最小限芸術)を信条とする廣瀬氏のアトリエの壁には、幾何学の色面を組み合わせた絵画が実験結果のように整然と並んでいる。私たちが見てわかる「何か」が描かれているいるわけではないが、似ているようでひとつひとつ違う作品それぞれに、なにか感情や記憶が想起されるから不思議である。
大分県出身。父親も画家で、家具デザイナーとして三越百貨店に勤めていたが、1972年に建築の勉強をするために渡独した、ドイツでは「何となく」「直感的に」というような感覚的表現は受け入れられず、「日本人として何ができるか」など、表現と社会との関係性を問われ、試行錯誤したという。ミニマルアートは、1960年代にアメリカを中心に展開された美術表現で建築やデザインにも大きな影響を与えていた。廣瀬氏は、ドイツで出会ったミニマルの論理化に迷いながら〝自分を支える道標がない時期〝を経て、『ミニマルでありながらの日本人のアイデンティティ』を見いだしたいという。
作品の中には、絵の具の代わりに古裂(こぎれ)を使ったものもある。譲り受けた古い着物地には、自分も、見てくれる人にも、日本人ならではの思い起こされる記憶がある。これを通して、祖父母や両親、故郷の思い出や情景を思い出して懐かしく感じてくれたいいなと思う。と語る。
多賀へは、倉田氏との縁があり、父亡き後に母と移住した。九州で絵を描いていると、本州から離れていることや、都市との距離で不安が多かった。もっと自由に解放さたいと思って移り住んだ。今は、この場所が悪いとか良いとかではなく、ここで生きると決めている。「それもまたミニマル」。

熱海国際映画祭

2018年6月28日(木)〜7月1日(日)の4日間「熱海国際映画祭」が開催されます。
世界中から新作映画!!
出演者や監督が登壇!
コンサートやイベント盛りだくさんの「夢の4日間」!

<熱海の街がシネコンに・・。>
2018年6月28日からの4日間、熱海市全体がシネコンになります。アジアから、アメリカから、ヨーロッパからそして日本から選りすぐりの新作映画が熱海にやって来ます。

<有名映画祭と提携、連携>

世界一の集客を誇る「釜山国際映画祭」が熱海を支援してくれます。きっと、韓流スターが熱海にやってくるでしょう。韓流イベントの詳細が決まりましたら、当ホームページでご案内します。また、フランスで有名な「 ÉCUヨーロッパ映画祭」も熱海の姉妹映画祭です。 ÉCUヨーロッパ映画祭の創立者で米アカデミー賞受賞監督のスコット・ヒラ―さんが熱海に来日し審査員を務めてくれます。

<新しい才能を支援・出口のある映画祭>
熱海国際映画祭は、新しい映画人たちの才能を支援します。例えば受賞作は、日本での劇場(イオンシネマ)上映が約束されます。また受賞作は、大手エアライン機内で放映され、映画チャンネルでテレビ放送されます。パリのECUヨーロッパ映画祭での上映のチャンスが与えられるなど、内外での出口が用意されています。

<脚本を重視>
映画はストーリーが重要です。熱海国際映画祭では脚本を重視しています。脚本賞は、熱海ゆかりの作家、尾崎紅葉にちなんで、「紅葉賞」と名付けられました。

<ワークショップ&イベントなど、映画人とのコミュニケーション>
作品上映後の監督との質疑応答、開催期間中に行われる映画監督による映画術セミナーなど、熱海は映画製作者と映画ファンが交流できる場を用意します。また、カクテルパーティや熱海市内の指定居酒屋で映画ファン同士の語らいの場を企画しています。

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